透析治療を
受けられる方へ
dialysis
当院の人工透析の特徴
透析ベッド数55床で快適な治療環境をご提供
当院の透析ベッドは55床で、患者さんに快適な治療環境を提供しています。
特に長時間治療を受ける患者さんにとって、透析室の環境や設備は非常に重要です。
当院の透析室は、明るく開放的な空間で、すべてのベッドには無料の液晶テレビが備えられています。ベッドの配置も患者さんのプライバシーを考慮し、リラックスした時間を過ごせるように工夫されています。
早朝・夜間も対応
当院の透析治療は、日曜日を除き毎朝4:30から、月水金の夜間は22:45まで対応しておりますので、患者さんのライフスタイルに合わせた透析治療を提供します。
透析のタイミングに合わせて生活するのではなく、なるべく患者さんの生活リズムに合わせられるような治療時間を確保しており、患者さんの心身の負担が軽減されるよう努めております。
豊富な透析治療機器
24年2月の新病棟完成に伴い、これまでの透析機器に加えて、様々な透析機器を導入いたしました。患者さんの病状に合わせて様々な対応が可能です。また血液検査は院内で迅速に行われており、リアルタイムにより正確な状態を把握することができることから、合併症の早期発見や透析効率の向上に努めています。
透析室内で生理検査も対応可能で、困難な穿刺には高機能なタブレット型エコーを使用しています。透析液については透析液水質基準(日本透析医学会)に準じて、透析液水質基準達成のための手順書(日本臨床工学技士会)に則った水質管理をしています。
治療時間
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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早朝4:30~ | ||||||
朝9:00~ | – | – | – | |||
朝昼10:00~ | – | – | – | |||
昼12:00~ | – | – | – | |||
夜間17:00-22:45 | – | – | – |
人工透析に関するお問い合わせはこちら
臨時透析も受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
透析機器のご紹介
透析用監視装置(NCV-3AQ)
日本透析医学会と日本臨床工学技士会推奨の透析液水質基準を満たし、クリーンな超純粋透析液によるオンラインプライミング、オンラインHDF治療が可能となっています。
また、患者さんの除水を行うポンプが透析液と直接触れないニプロ社独自の除水システムによって、正確な除水を実現しています。
循環血液量変化率モニタ(BMS)
ニプロ社製透析用監視装置にはブラッドモニタリングセンサBMSを導入しております。これにより患者さんの透析中における血液量の変化をリアルタイムで計測し、透析中の血圧低下を事前に予測することが可能となり、より快適で安全な治療を受けていただけます。
透析用水作成装置(ニプロ社 W-Roeco II Ao)
人工透析で使用する透析用水と透析液において、最も基本的で重要な課題として、生菌及び体に有害なエンドトキシンの除去が挙げられます。オンラインHDF治療では体に取り込まれる透析液の量が多いため、より徹底的なエンドトキシンの除去が求められます。
そこで当院では、より清浄度の高い透析用水を作成するにあたり、ニプロ社最新のW-Roeco II Aoを採用しました。
透析液供給装置・粉末自動溶解装置(NCS-W/NPS-AW/NPS-BW)
透析液のA原液、B原液作成装置の各出口と、透析液供給装置の出口側にフィルターを設け、多重のフィルターでエンドトキシン除去を行っています。これにより、生菌・エンドトキシンを初めとした生物学的汚染物質に加え化学的汚染物質の除去も可能となっています。
また、透析液を供給する配管には耐久性に優れたトヨックス社製のトヨクリーンHを採用しました。また、配管やチューブの接続には段差を作らない特殊な構造の継ぎ手を採用することで生物学的汚染物質の付着を抑制し、より安全で清浄度の高い透析液を供給しています。
透析情報管理システム(ニプロ社 Dia Com iP)
電子カルテに加えて透析情報管理システムの導入により、患者さんお一人ひとりの透析管理に必要なデータを、専門の臨床検査技師や臨床工学技士の資格を持つ経験豊かな専門スタッフが集中管理しています。
それにより患者さんは安全で快適に、安心して治療を受けていただけます。また、情報管理にタブレット端末を採用したことで、業務の省力化と効率化を図り、ヒューマンエラーの軽減と透析治療のクオリティー向上に取り組んでいます。
透析治療用ベッド(パラマウントベッド社 スケールベッド)
ワンフロアーで開放感のある広々とした当院の透析室は、透析専用ベッドを55台保有し、各ベッドに液晶テレビを導入しております。透析専用ベッドの採用でベッド間隔を広げ、患者さんに圧迫感を与えずプライバシーにも配慮いたしました。
また、ベッドにデジタル体重計を組み合わせた「デジタルスケールベッド」を数台導入しており、ベッドからの乗り降りが難しい患者さんでもベッドで寝たままで体重測定が可能です。
バリアフリースケール
患者さんの透析治療前後の体重を精密に量る医療体重計です。手すり付きの低く広い軽量台になっており、安全・正確に測定できます。また車いすのままでも計量できます。
体重計は透析情報システムに接続されており、体重変化量、透析前後の体重などの測定値はコンピューター管理され、患者さんの透析治療において重要な情報を正確にデータ化しております。
透析に関する当院の研究・論文報告
人工透析に関するお問い合わせ
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